表美展 2016

先日開催された表美展の様子。

表美展とは、千葉県表具経師内装組合連合会が主催する、伝統技能継承・後継者育成を目的とした展示会である。

参加する職人の数は年々減っているとの話だ。

 

部材寸法の比率が決まっているところは、社寺建築と似ている。

職人はまず伝統を学ぶところから始まるのだろう。

専門知識のない私にはどうやって作っているのかが見えてこない。

 

身近にある表具といえば襖があるが、屏風や衝立を住宅で見かけることはない。

畳敷きの居酒屋などでは衝立を見かけることはある。

 

開放的な間取りが多い今どきの住宅では、実は上手に使える場面は多いのかもしれない。(菅沼)