Q:省エネに興味があり、調べるとドイツの基準や技術に突き当ります。向こうの家は進んでいて、日本は遅れている印象です。ドイツは脱原発も進んでいるし、向こうの手法で家をつくるべきでしょうか。

菅沼:私はドイツに詳しくありませんが、学ぶべきと感じることは多々あります。


原発に関して言えば、建ててから廃炉までの全費用の負担を含めて計画を立てているドイツを学ぶべきだと思います。計画が非公開の日本とは大違いでしょう。


住宅においても、エコに関心の高い設計事務所の設計で熱交換型換気扇にドイツ製が採用されているのを見ると、ドイツの先進性を感じたりします。


太陽光発電の普及にFITを採用して爆発的に普及したドイツが、その後跳ね上がった賦課金のためにFITを中止したことまで日本は学ぶべきでした。そこまで日本独自の行政が出来れば、日本もドイツ並みの大人社会だと自認出来たでしょう。ドイツが辿った道をそのまま日本も繰り返していることがつい先日報道されたばかりです。


日本に比べてドイツが大人社会であるという印象は私も持っています。

自分より進んでいると感じた部分は他者から素直に学ぶべきでしょう。

自分で考えようと、誰から学ぼうと、肝心なのは内容です。

少しでも優れたものを人類として共有したいと思います。

2014.12.1