(千葉・外房)

菅沼建築設計

 

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Q:長持ちする家を建てたいと思っています。統計を調べると鉄筋コンクリート造、鉄骨造、木造の順番になるようです。やはりお金が合えば家は鉄筋コンクリート造で建てるべきでしょうか?

 

 

菅沼:長持ちしない理由を考えることから始まります。

 

建物の寿命を決める原因については、主に2つが挙げられます。

一つは「耐久性」で、もう一つは「使い勝手」です。

 

まず「耐久性」についてです。

耐久性というと、摩耗や腐朽や錆に対しての抵抗力と考えられます。

これは、材料ごとに適切な環境を保ち続けることが出来るかということで決まります。木材や鉄骨なら湿気が大敵ですし、鉄筋コンクリートなら塩化物や酸性雨が劣化の原因になります。これらをどうすれば排除できるかが耐久性の決め手になります。

劣化する箇所の補修のし易さも重要です。補修出来ないような作りでは、建物の寿命は極端に短くなるでしょう。

これらは費用対効果で見れば、設計次第という部分があり、何が一番得なのかは一概に言えないという感じがします。

 

次に「使い勝手」についてです。

実はこれが建物の寿命を決めていると言ってもいいかもしれません。

使いづらい建物で、改修も上手く出来ない構造だったら、耐久性的に問題がなくても建て替えられてしまう事例は多いでしょう。

住宅においても、間取りの悪さが理由で建て替えられてしまうことはあるでしょう。

この点については、鉄骨造で大スパンの空間を作り、造作間仕切りを作り変えるのであれば、かなり長い期間の使用に耐えると考えられます。


住宅にふさわしい材料は木か鉄かコンクリートか。これは気分の問題が大きいと思うのですが、単純に材料の耐久性を考えるなら、一般的な理解と同様に鉄筋コンクリートが一番良いでしょう。

価格の面も考慮すると木造が安く、耐久性も伸ばすことが可能で、改造もし易い、という点で総合的に優れていると思います。(これには地域性があります。沖縄では鉄筋コンクリート造の住宅が当たり前で、木造の家に住むことは贅沢なことです。)

これらの構造を一つの建物で複合的に使うこともありです(厳密にいえば、高度な構造計算が必要になりますが)。

 

私自身は大工作業が好きなので、木造を選びます。

ですが、鉄骨造でアクロバティックな空間を作ったり、鉄筋コンクリート造で外断熱の丈夫な箱を作ることに、木造とは違う可能性と面白さを感じます。

 

2013,9,26