2026年1月(いすみ市)
建築面積 107.65㎡(32.5坪)
延床面積 166.86㎡(50.4坪)
専用住宅:夫婦+子3
いすみ市の山の中に建つこの家は、断熱材を使っていないのが特徴である。代わりにあるのが通気層だ。
外壁は杉12×180相ジャクリ板を目透かし張りしている。45×60のタテ胴縁の下には同じ相ジャクリ板を張っている。柱の室内側は内装の杉相ジャクリ板で、同じ板を3層で使っている。
屋根は垂木45×90の上に杉相ジャクリ野地板を張り、もう一層45×90の野垂木の上に杉相ジャクリ野地板を張っている。
もし鳥やコウモリが巣を作りそうになったら、施主が棒でつついて追い出す。
床は750mmの鋼製束で持ち上げていて、外壁を塞いでいない。床が高いので、家への出入りには高いウッドデッキを設けていて、同じ杉板36×210のスロープで上下する。
下屋には施主自ら設置した太陽光発電パネルがあり、設置予定の廃バッテリー(日産リーフ用)につながる計画だ。2階のウッドデッキから下屋の上に簡単にアクセスできる。
サッシは施主が集めた中古品の再利用が半分以上を占めている。シングルガラスの古いサッシには、メーカーが不明の物まで含まれている。
家の中は、張ったばかりの杉板から出る香りに満たされている。
この後、施主による水道配管・浄化槽・蓄電池の工事がある。
2026年3月現在、近くに住む家族全員でDIYが進んでいる。(菅)