生コン・受け入れ検査

生コン受け入れ時の検査の様子。

 

指定した生コンは「普通 24-18-25-N」。

普通コンクリート、呼び強度24、スランプ18cm、粗骨材最大寸法25mm、セメントの種類による記号、の順に表記する。

 

まず、コンクリートミキサー車から材料を採る。

この日は合計17㎥の生コンが搬入される。

10トン車4台分で、2台目の搬入時に採取を行なった。

この検査は、公的な第三者機関が行なう試験ではなく、生コン工場が行なう自主検査である。

 

これが試験セット。

 

測定する項目は、「温度・スランプ・空気量・塩化物量・1週4週強度」である。

 

生コンの温度は「9℃」。

 

スランプは16cm。

 

18±2.5cmとなれば良い。

 

カンタブによる塩化物量の測定。

 

写真は測定中で、目盛りの上のバーがオレンジ色から青色に変色したら測定完了。

0.3kg/㎥以下となれば合格。

 

この容器に入れた供試体で1週・4週の圧縮強度を測定する。

 

空気量の測定。

 

メーターは4.8%を指している。

4.5±1.5%となれば合格。(菅沼)