段々畑状の敷地は、斜面を半分削り、削った土を低い方に盛って平らにしていることが多く、低い方に向かって地盤が弱くなるケースがよくあります。
今回は柱状改良で地盤の補強を行いました。
青いスプレーで杭の位置を出します。50本を超えました。
直径60㎝のドリルを回転させながら深さ6.5mの支持地盤まで到達させ、セメント系の固化剤を圧入しながら抜きあげていきます。
この土地の土質は、木や枯葉などが腐って体積した「有機質土」と思われます。
改良工事業者の職方は「腐植土」と呼んでいました。
たいへん水はけが悪いので、建物を建てた後に芝生を敷くなど、何らかの水はけ対策が必要になるでしょう。(光治)
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