表面に入ったひび割れは、自然の木ならよく見かけるものだ。
しかし一度このひび割れに腐りが生じると水が抜け難くなり、腐朽が進んでいく。
腐ってぼろぼろになった板も、腐りのすぐ隣ではこのように完全な状態を保っている。
施主から聞いた話では、当初は毎年塗装をしていたということだったので、5年程度たったSPF2×6材だと思ったら、13年目だとのこと。
どんなに手入れしていてもSPFが13年もったという話は聞いたことがない。
切断しても匂いは全くしないのだが、これがおそらくレッドシーダーであろう。
腐朽した部材だけ交換して、あと数年持たせることになった。(菅沼)
コメントをお書きください