茂原の家の記録その2。
可能な限り無垢の杉板でつくった「茂原の家」では、このような造作が施されている。
実際に職人として作ったわけではない私たち設計・監理・管理者は、ここで何をもって満足を得るのか?
出来上がった家の中を歩き回ってみて、何とも言葉にしようがない「いい家になったな」という感じがするかどうかなのだ。
設計者と職人は、明らかに違う目標で仕事をしている。
ブログは営業を目的として書かれているため、作り付け家具などを作り込むほど、また造園を行って見栄えをよくするほどに写真の完成度が上がり、「ブランディング」には好都合だ。
しかし、施主が家を自分のものにする過程はどうなるのだろうか?
色々な考え方があるだろうが、私は余白を残すべきだと考える。(菅沼)
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