http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014042300046
昨日のこのニュースで知った判決の意味は、このドキュメンタリーが語っている。
相手を自殺に追い込む「いじめ」は、どんな理由があろうと許されるものではない。
既得権益を守るためにそのいじめを隠ぺいする組織を、現役自衛官が内部告発する。
「私は組織のために働いているのではなく、国民のために働いているのだから、私の態度は矛盾したものではない。」
この事件を知ると、やり場のない悲しみと苛立ちの感情に襲われ、怒りの衝動に駆られるのだが、三佐のこの言葉で光が差す。
税金を使う公務員としての態度というだけでなく、人間としての「正しさ」というものが確かにあると感じられるからだ。
それが、もう二度とこの世界に現れることの無い人の命と引き換えに、残された人が得たものなのだ。(菅沼)
追記:上記に転載した動画は5月1日時点で削除されていることを確認しました。
テレビでは報道することが難しいと思われる問題に鋭く切り込んでいて、この番組を見なければ知り得ないような貴重な内容でした。
報道の原点を守り続けているNNNドキュメントのような番組は、日本に生きる人々にとっての貴重な財産だと思います。
その財産をアーカイブとして、いつでもだれでも閲覧可能になっていて欲しいと願っています。(5/1・菅沼)
コメントをお書きください