「一宮・桜通りの家」引渡し・4(設備・その他)

設備の記録。

キッチンの色について施主と私たちで訪れたショールームで、決定するのに迷うことは無かった。


トイレの壁に1面だけ色を入れた。

床は濃い目の色のクッションフロアーである。


シンプルな水周り設備が選択されている。


寝室の襖の様子。

部屋と部屋とのつながりを簡単に調節できる。


吹抜けがある間取りでは、室内空気の循環装置が室内環境を整えるために有効であると考えられる。

これは最もシンプルな方法を考えた結果の「中間ダクトファン」利用の循環装置で、今回実験的に採用させて頂いた。

2階天井付近と1階床下をΦ150のライト管で結び、中間にファンを入れている。

冬季は暖気を上から下へ、夏季には冷気を下から上へ、スイッチでファンを逆転させて送ることが出来る。

1階床に取り付けた通気ガラリに手をかざすと空気の流れがわずかに感じられた。

実際に動かしてみると強運転のエアコンのような音がするため、夜間は弱運転または停止となりそうである。

今回は見送ったが、熱交換型換気設備と併用することで省エネ性を高めることも考えられる。(菅沼)