「勝浦の別荘」地盤調査

高低差を残した造成地での建設が始まった。

敷地の最も高いところで、道路から3mほど上がっている。

造成されて30年近く経つと聞いている。

ここが盛土なのか切り土なのか、手元に情報が無い。


スウェーデン式サウンディングが始まった。

すぐに硬い層にぶつかった。

右は貫入が止まって引き上げたスクリューポイントの先端。

貫入したのはわずか17cm、ここは泥岩を削った土地だった。


穴掘り用の複式スコップで垂直に穴を掘る。

芝生が生えている25cmほどの黒い表土を抜けると、灰色の泥岩が崩れて出てきた。

地盤の強度への不安が消えたのはいいのだが、根伐り作業の困難さが心配になるほどの結果だった。(菅沼)