「都賀の台の家(ZEH no.1)」内部下地工事

1階の床をべた基礎耐圧版から1400mm上げて、床下の半分を収納庫として利用する。

そのため、1200mmまで伸びる鋼製床束を使って大引きを上げている。

階段を8段上がって1階の床レベルに上がる。

プレカットの大引きが組まれていく様子。

 

床組みが出来るまでは高窓のようだった掃き出しサッシ。

片引きである。

右は階段が来る部分の吹き抜けの様子。

 

構造金物の様子。

ビスのみで留め付ける金物だが、ホールダウン金物20knと同等の耐力がある。

右は、3.4mの1階柱の途中に作られる1階床周辺部の合板受けの様子。

1階床レベルで柱を継ぐわけにはいかないので、側面からの受け材設置となる。(菅沼)

 

 

 

 

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コメント: 2
  • #1

    AKI (水曜日, 19 10月 2016 09:19)

    高床式、1階を床下収納をこれだけ高くするのはかなり有利ですね。
    こういう場合、柱脚金物って土台下と通常柱頭上に設置するんですか?
    床部分などのレベルには特別は受けがなければ設置できないですもんね。
    耐震補強設計などで、既製品の耐震材料を利用する場合、床からの基準などがあるので、そういう場合こういうケースはどうなのか、すごく勉強になる物件です。
    1階床レベルがこれだけ高いと、何かと便利ですね。
    小屋裏収納は、夏は暑いので1階床下の方がいいんでしょうね。
    また現場状況アップ、楽しみにしてます。

  • #2

    菅沼 (木曜日, 20 10月 2016 14:19)

    AKI様
    コメントありがとうございます。
    この家の場合は、1階の管柱は土台から2階床梁まで3.4mあります。構造用合板も土台から梁まで通して張っています。構造用合板は最大でも3’×10’版なので途中で継がなければならない高さです。
    1階の床はこの柱の途中にあります。そのため、内部間仕切り壁の構造用合板を先に張ってから、床合板受け45×105を壁に固定します。
    1階床なので、基礎耐圧版の上に大きな縁台を置くようなイメージです。

    1階の床を壊さないで耐震改修を行うことが出来れば、費用が大きく節約出来ますね。
    壁合板受け金物などを使う工法があるようですが、壁の両端にある柱頭柱脚金物とセットで考えなければならないので、難しい問題だと思います。