「一宮の家」6年目

これは施主から届いた写真。

新型コロナウィルス感染拡大により在宅勤務となった施主から、自宅のセルフメンテナンスの報告を頂いた。

竣工から6年という時間が経った杉板の外壁の再塗装を施主自ら行い、仕上がった様子。

シルバーグレーの再塗装で、当初よりも濃い色になったのが伺え、より引き締まった印象となった。

脚立で塗装出来る様にと考えて、1階の玄関周りだけを木製外壁としている。

 

こちらは施主自作の新作ベッド。

自作ダブルベッドの簡単なポンチ絵を竣工直後にお渡ししたのを記憶しているのだが、そこから応用しての自作シングルベッドである。

ステイン塗装の色合いや、ヘッドボードの裏側に間接照明を仕込む辺り、施主のセンスが光る。

 

ともすれば閉塞感に悩まされがちな在宅勤務という生活に、家のメンテナンスと家具製作で新鮮な気分を吹き込んでいる様子が伝わってくる。

放置している自宅の手入れを私もやってみようかなと思う。

(菅沼)

 

 施工事例「一宮の家」