予算は家づくりにおける全要素の実現可能性に影響します。予算を明確にすることは家づくりではとても重要です。
新築市場の中心である30歳前後の世帯の場合、家づくりの予算の大半を住宅ローンが占めます。住宅ローンの借入限度額は職業や年収で決まります。また補助金や住宅ローン減税を受ける際にも年収が関わってきます。プランを作成する際には職業や年収の情報は不可欠です。最近は共働きの世帯が多いので、夫婦双方の情報が必要です。
予算に余裕があれば太陽光発電を組み込んでZEHにすることもできます。初期費用は嵩みますが売電によって10年程度で工事費の増額分を回収できます。こうした提案をするにも年収の情報は不可欠です。
とはいえ限度額一杯に住宅ローンを借りることはお勧めしていません。人生において家と同等もしくはそれ以上に大事なこともあるからです。そのことにお金を使えるようにしておくことも大事です。そのために合理的なつくり方を追求して費用対効果の高い家づくりしています。
家づくりにおいて人柄や相性はとても大事です。注文住宅はオーダーメイドです。建て主と工務店側が要望や意見を交わし合って、建て主にとって最良な家を目指すものです。それにはコミュニケーションが重要になります。お互いの相性が悪いと意思疎通が上手くできませんので家づくりの障壁になります。当社と相性がよくないと感じたら、遠慮なくその旨を伝えて下さい。
当社から相性を理由に家づくりを断ることはありませんが、相性がよくないと感じている場合、結果的にご相談者から断ってきたり、連絡が途絶えることになり易いという傾向です。
完成見学会は実施していません。単純にそこまで手が回っていないのが実情です。過去に建てた事例はいくつか見てもらっています。いつでも見てもらえるのが当社代表の家です。近作をご案内することも可能です。この場合、ご相談者のスケジュールもありますので、日程は1〜2週間後になることが多いという傾向です。