▶家族構成に関するQ&A


■Q28 乳児や未就学児がいる世帯の間取りで注意するのはどんなこと?

乳児のいる家庭ではベビーカーを用います。玄関の出し入れが楽な位置にそれを畳んで収納するスペースを設けておきます。

 

また乳児のときはベビーベッドを用いることが多いと思います。キッチンなどで作業をしているときにリビングなどにベビーベッドを置けるように計画すると安心して調理などの作業ができます。

 

未就学児はずっと母親の近くにいます。ダイニングかリビングにいる時間が長くなります。この場合に有効なのがリビングの一角に3畳の畳スペースを設けること。子供を遊ばせる場所として使えます。建具で仕切れるようにすると、来客時におもちゃで散らかっていてもすぐに隠せます。乳児のときには昼寝の場所として使ってもよいでしょう。

 

畳スペースは客間としても使えるので来客が多い家に向いています。注意点は子供のためだけにつくると10年後には使われない場所になってしまうことです。それを考えると、リビングの一角をロールスクリーンなどで仕切れるようにしておき、子供の小さいときだけ置き畳を用いるのもよいでしょう。なお畳スペースを設ける場合、LDKは20畳程度が必要になります。

■Q29 小学生がいる世帯の間取りで注意するのはどんなこと?

小学生は宿題や塾の勉強もダイニングでします。中学生になるまで完全な個室は必要ありません。ダイニングに作業台を兼ねたカウンターを設けたり、小さな学習机を置くスペースを設けるとよいでしょう。学習机はDIY向きです。塗装など一部の作業に子供を参加させるのもよいでしょう。

 

最近は部活のほかクラブチームでスポーツを楽しむ子供が増えました。屋外で行うスポーツの場合、道具類はグラウンドの土などで汚れているので玄関土間を広げて収納を設け、道具類を仕舞えるようにするとよいでしょう。

 

玄関と洗濯室を兼ねた洗面脱衣室を近づけるのも有効です。汚れたユニフォームが居室に持ち込まれることがなく、洗濯の手間も減ります。

 

コロナ禍以降、玄関近くに小さな洗面を設けるケースも出てきました。感染症予防のほか手洗いの習慣をつけることにもつながります。