上棟の日の記録。
クレーンがセットされ、1階の柱が建てられた。
2階床が組まれ、捨て貼り合板が敷かれる。
2階の柱が立てられ、小屋梁が組まれていく。
小屋梁が組まれ、小屋裏収納の床合板が張られた。
母屋に垂木が固定されていく。
棟木に弊串を固定した。
野地板が張り上がってくるので、すぐに外さなければならない。
6寸勾配の屋根を歩くのは足腰に負担がかかる。
滑らないための新しい靴や足袋が必要だ。
横向きに歩くことが出来ない。
移動にも危険が伴うため、精神的にも疲れる。
一年で最も日が短いこの時期だが、暗くなる前にすべての工程を終わらせることが出来た。(菅沼)
耐圧版の生コン打設の記録。
前夜の雨で防湿シートと捨てコンの上に雨水が溜まっていた。
1階の倉庫は耐圧版がそのまま仕上がり床になる。
外周立ち上がりを一体打ちにすると型枠下端からどうしても生コンが溢れてくるので、仕上がり床にするにはあまり良い結果が得られない。
ここでは外周部立ち上がりも後から打設することにした。
打ち継ぎ部には外面に目地棒を入れ、シーリング材を充填して隙間をなくすことでのシロアリ対策とした。
端から生コンが打設されていくと、シート上の水が押されて集まってくる。
外周部を先に打設しているため、最後にはこのようになる。
ひしゃくで余剰水を汲み出している様子。(菅沼)
瑕疵担保保険配筋検査直前の現場の様子。
1階に大きな倉庫がある間取りのため、基礎立ち上がりが少ない。
そのため、中央に地中梁を設けている。
基礎の仕様は瑕疵担保責任保険で定める仕様に従っている。(菅沼)
根伐が始まる日の記録。
まずは遣り方から。
傾斜した場所にある土地は、周りの景色から水平の感覚が影響を受けて、敷地が実際よりも高低差があるように見えてしまう。目測は当てにならない。
前面道路から車を入れなければならないから、縁石から設計GLが決まる。
同時に「がけ条例」に抵触しないように、道路との高低差が最大でも2mを下回らなければならない。
土地の形状の設計は造成時に決まってしまう。
「がけ」にならないよう、道路との高低差が2m以下で納まるように造成されていることが多い。
この土地も2mぎりぎりの設計である。(菅沼)
先日「鶴舞の家」の地鎮祭が執り行われました。
ご主人が近所の山から切り出した竹が風にそよそよなびく中、奥様のちょっとかわいい「鍬入れの儀」がありました。
長い時間をお待ちいただきました。
もう少しで着工です。(森山)
電柱の支線を移動する工事の様子。
支線が建物前面に張られていて車の出入りに支障があるので、東京電力に移動をお願いした工事である。
電柱の上では支線を止める新しい金具を取り付けている。
下では新しいアンカーを埋めるための試掘を行っている。
これが新しく埋められるアンカー。
ドリルの径、つまり電柱の径と合っている。
アースドリルの先端はこのような形状をしている。
掘った土の様子。数回に分けて掘り、脇に山にしておいて埋め戻す。
穴にセットされたアンカー。
深さは2m以上あるだろう。
これだけの深さが必要だということを知った。(菅沼)