〈DIY・材料〉


DIY・砂利の敷き込み

DIYの外構工事で使われた砂利の様子。

先日運んだ砂利は施主の手でこのような感じに敷き詰められた。

事前に50mmほど土をすき取り、防草シートを敷いている。

庭に見えている芝生も施主が敷き詰めた。

 

こちらは玄関までのアプローチ。

3つに切断した枕木はJR西日本で使われていたもの。

この砂利は粒度・色ともに揃っていて、骨材用の砂利とは感じが違う。

奥に見える芝は種から撒いて育ったもの。

あっという間に緑の絨毯になった。

こうした外構工事の効果は大きく、雰囲気を劇的に変える。(菅沼)

 

 

 

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砂利の運搬

砂利はどこで売っているのか?

トラックがあれば、このようにして砂利を買うことが出来る。

これは建材屋と呼ばれる店で、金物屋や道具屋などが兼ねていることも多い。

 

今回購入したのは大きさが分けられた自然石で、通常はコンクリートの粗骨材として使われる砂利である。

庭に敷いて雨に洗われれば、砂利の表面につやが出てくる。

 

軽トラックの荷台にブルーシートを敷き、ベニヤ板を一枚載せて砂利を積む。

ベニヤ板を敷いておくと、積み荷を下す時に角スコップを荷台の上で滑らせ易い。

 

砂利の比重は1.8程度で、これだけの分量でも350kgになってしまう。

 

ホームセンターで袋詰めされた砂利は綺麗で種類も豊富だが、少々高価である。

普通の砂利を安く大量に購入したい場合は、このようにトラックを使う。(菅沼)

 

 

 

 

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DIYの材料・ビス

比較的短いビスを並べて比較してみた。

右端は木工ビスの38mm。

木工ビスは留め付ける材の2倍の長さを選択するのが基本だ。

留め付ける材を下地に引き付けるためにネジは半分にしか付いていない。

大きなラッパ状の頭が材を強力に引き付ける。

 

右から2番目は石膏ボードビスの32mm。

石膏ボードは粉を圧縮した脆い素材なので、全ネジであってもラッパ状の頭だけで引き付けることが出来る。

錆び難くするための特殊なメッキが被せられていて、頭の表面にはエマルションパテが載り易いようにエンボス加工が施されている。

 

中央はステンレス製のスリムビス(細軸ビス)で長さは35mm。

軸が細いので、薄い材に打ち込んでも割れ難い。

また頭が小さいので引き付ける力は弱いが、仕上げに使っても目立ち難い。

このビスには頭の裏側に出っ張り加工がなされてあり、固い材料(ラワン合板など)にも頭がめり込んでくれる。このような加工が施されているビスは「フレキビス」と呼ばれている。フレキシブルボードなどの固い材料用という意味らしい。

しっかりと引き付けたいときには、この出っ張り加工は逆に無い方がいい。

 

左の2本はミニビスと呼ばれる極細の木工用ビスで長さは38mm。

左がブロンズメッキ色で右がニッケルメッキ色である。

以前はこれを近所のホームセンターで見つけることが出来なかった。これを置いているホームセンターは大型店舗に限られるのかもしれない。

細い釘で留めてもいいような、力の余り加わらない部材に使われる。

釘と違って、反対に回せば抜けるので、ガラスを挟み込む押し縁の固定などに使われる。
頭がとても小さいので、そのまま仕上げになる。

 

左のミニビスだけ適合プラスドライバーは1番で、残りのビスは2番が適合する。

頭の大きさや形状、軸の太さ、材質、これらの違いを理解した上で、留め付ける材料に応じて使い分ける必要がある。(菅沼)

 

 

 

 

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DIYの材料・木材2

これは建設現場で多用される材料である。

30×40の断面をもつこの材料は「いんに いっさん」と呼ばれている。

この呼び名は1寸2分×1寸3分から来ているのだが、実際はそのままmmに換算した36×39ではない。かつての流通材の寸法がそのまま現在でも名称としてだけ使われ続けていると考えられる。

換算の端数を無視して近似値の尺寸単位で呼ばれることは、たとえば釘の長さなどにも見られる。(50mm→1寸5分、65mm→2寸、75mm→1寸5分)

 製材所で賃挽する場合なら、注文するときに「いんに いっさん」と言えば1寸2分×1寸3分で挽いてくれる。

 

この30×40と言う断面は絶妙である。

2’×4’材の断面も非常に優れていると思うが、これはそれより小さい寸法の中では最も汎用性に長けている。

あらゆる下地の構成に用いられ、補強に用いられ、節の無いものは造作に用いられる。

 

樹種は赤松が多い。千葉の赤松はマツクイムシで壊滅状態にあるはずなので、県外からの輸入品であろう。

乾燥材であるが防かび剤をしみこませてあり、当初は若干の湿り気を感じる。

結束バンドを解いて広げると独特の匂いがする。

この辺りのことは地域性があり、全国共通とは言えないだろう。

製材所で挽く場合なら、もちろん杉など何でも挽いてくれる。

 

DIYにおいては、たとえばこんな使い方が出来る。

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DIYの材料:木材1

DIYで机や椅子を作ったり、棚を作り付けたりするときに、どんな木材を選んだらよいのだろうか。

 

DIYでの材料入手において重要と思われる

・実物を手で触りながら選べること

・同じものを追加でいつでも手に入れられること

が、近所のホームセンターで可能になる。

 

私達のような請負工事を行う「工務店」では、木材は材木店で購入するのが普通である。現場まで最適納期で配達してもらう必要があるからだ。

しかし、一般の人が材木店でDIY用の木材を購入することはほとんどないだろう。

流通している材木の種類が頭に入っていなければ、材木店で注文することは難しいと感じられるはずだ。

 

これは事務所の近くにあるホームセンターの様子を撮影したものである。

あらゆる用途に最も出番が多いと思われる材料がこれである。

この2×4(ツーバイフォー)6フィートと12フィートは、SPFと呼ばれる樹種である。SPFは単一の樹種の名ではなく、スプルス・パイン・ファーの3つの樹種の総称である。

断面が絶妙の寸法(38mm×89mm)で、構造・造作ともに使うことが出来る。

私は自作家具というとすぐにこの材料を頭に浮かべる。

輸入材であるから単価は若干変動しているが、安定して安価である。

外部に使用する場合は、塗装が必須である。

ツーバイフォー工法においては構造材になるのだから、強度も十分ある。

針葉樹の加工性の高さも持ち合わせている。

 

材料を買うときに、ねじれや曲がりの極端なものをハネることは、とても大切な作業である。

材料の端に立って端部を手に持ち、木口方向から目視して、全体がどれくらい曲がっているかを確認する。

やってみると分かるが、12フィートとなれば一直線の材料はまれである。ある程度の妥協が必要だ。

この選別は店員さんの目を気にすることなく、当然という顔で実行して構わない。

一定の割合で曲がる木材が出ることは常識である。(菅沼)

 

 

 

 

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DIY(塗装)の材料・1

(長者の家)

ビニールクロスに塗るAEPの容器に書いてある説明書きについて。

左の写真の中央にある「塗り替えの場合」が該当する。

全ての塗装作業における各工程は

1、下地調整

2、下塗り

3、上塗り

の3つに分類される。

それぞれのやり方がここに簡潔に表現されている。

 

ローラーは消耗品である。

幅や太さや目の細かさで数種類が販売されている。

水性塗料はこのように水で洗浄できる点がDIY向きである。

水で洗った後はスポンジを手で絞って、再び使用できる。(菅沼)

 

 

 

 

 

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